SAW / 笑の大学

昨日は映画の日だったので、「SAW」と「笑の大学」を観ました。



「SAW」は噂どおりの衝撃のラスト!!!で本当にびっくりしました。



どこでってクレジットに"Carey Elwes"と出てきたとき。
え、今のいかにも低予算映画の主役っぽい顔の、オーラのない、腹の出て体がブヨブヨしたおっさんが、あの「アナザー・カントリー」の、「プリンセス・ブライド」の、あの美しかったケイリー・エルウェス
あー、びくりした。


映画は、まあ普通に面白かったです。予告の出来が良すぎたのでちょっと期待はずれでしたが。あの部屋からカメラが一歩も出ないのかと思ったら、あら?結構普通のシリアルキラーものだった。
「目がさめたら、見知らぬ男と二人、向かい合わせにどこかわからない場所に鎖でつながれて閉じ込められていた。部屋にあるのは自殺死体とのこぎりとテープと携帯電話だけ」という設定が素晴らしすぎて、内容がついていかなかったという感じ。シュワルツネッガーとダニー・デビートが生き別れになった双子だったという設定だけで大笑いしたけど、映画そのものは面白くなかった「ツインズ」みたいなものか。
HAZARDさん

おおまかな印象は「CUBE」と「セブン」を1:2の割合で混ぜて、3じゃなくて4で割った感じ。

という感想には「まさに!」と膝をたたきました。
あ、それから(ネタバレ)「あんなに電流流したら、絶対携帯電話、壊れますよね。あのとき手に持ってたんだし)



笑の大学」は、ゴローちゃんのカツゼツ(なぜか変換できない)が悪く、「です」が「ですぇ」になるのが最後まで気になってしょうがなかったけど、面白かったです。SAWより、こっちの方が密室ものやん。
役所広司はうまいなあ。笑ってしまいそうになったり、自分の意見が採用されて嬉しかったりするのを、顔に出すまいとするけど、口の端が0.5mmくらい上にあがってしまうあたりの表現が絶妙。