中国DVD

上海に5日ほど行って来たのですが、中国では昨日アメリカで公開が始まったような映画のDVDでも売っています。正規版を買おうと思っても、飛行場くらいでしか売ってないみたいです。で、今回は"The Grudge(呪怨)"と「ドッジボール」と"Arrested Development"を買ってきました。
ドッジボール」と"Arrested Development"はまともでしたが、"The Grudge"はまだ本国でDVDが発売されていないので、映画館で誰かがこっそり盗み撮りしたものだったようです(まあ、たぶんそうだろうとは思ってましたが)。画質はビデオテープに3倍速でダビングしたのと同程度。ときどきカメラの前に人の手の影がうつるのは映画の中の効果かと思ってたら、撮影者の手でした。いっそ観客の恐怖の叫び声まで入ってたらさらに面白かったのに。また、念の入ったことに英語字幕とフランス語字幕が入ってます。しかし、これがめちゃくちゃ。「マシュー」という人の名前がなぜか全て"Horse"になっていたりして、98%意味不明。恐らく、中国語に翻訳されたものを英語に機械翻訳したものと思われ、マシューの「マ」に「馬」の字があてられたので、「マシュー」=「Horse」になったようです。「シュー」がどこにいったのか知らないけど。

映画はアメリカ人向けに話が整理されてわかりやすくなっている以外は、日本版とほとんど変わりませんでした。ただ、さすがに3回目になると(ビデオ版は見てませんが)かやこさんも俊雄クンも見慣れてしまって、全然恐くなかったです。