ジェット・リー津波の恐怖を語る

ジェット・リーが香港のチャリティーコンサートで、モルジブで休暇中に経験した津波の恐怖を語った。

海が盛り上がって海岸に向かって来るのを見たリーは、2人の娘とお手伝いさんの女性を引き寄せた。水は渦を巻きながら恐ろしい勢いで押し寄せ、三歩あるいたときには腰の高さまできていたという。
「振り向くと、さっきまであったものが全てなくなっていた。何もかもが海に飲み込まれていたんだ。建物は崩壊していた。僕は走りつづけたけど、水は口のところまであがってきていた。」
そのとき彼は生まれてから一番難しい決断をせまられた。
「後３０ｃｍ水位があがったらどうしよう？僕は娘たちを抱き、お手伝いさんの手を引いていた。手を放そうか、そのまま頑張りつづけるのか？」
「僕は前に進むことに決めた」
彼は濁流の中をなんとかホテルまで戻り、次の津波に備えて救命胴衣を着ることができた。

12月26日は彼の人生にとって決定的な瞬間になったという。
「今までは挑戦する勇気がなかったことも、これからはやる準備ができた」そうだ。

リーは津波被災者救援のため、$158,000を寄付している。
http://www.cbc.ca/story/arts/national/2005/01/07/Arts/jetli050107.html

語ってるりんちぇ。http://www1.appledaily.atnext.com/images/apple-photos/640pix/20050108/Article_news/08la3p3.jpg

椅子かなんかがあたって、かるーい怪我をしただけ、みたいな伝えられ方だったけど、まじで危なかったんですね。ひー。
「挑戦する勇気がなかったこと」って「ちゃんとしたスタイリストをつけて、スターらしい格好でプレミアや授賞式に出る」だったらいいんですが。

関係ないですが、奥さん抜きでバケーションしてたのかな？