マイケル・ムーア

怒っとる、怒っとる

NY Post紙によると、マイケル・ムーアが「僕の映画(ボウリング・フォー・コロンバイン)が賞を取れないようにソニーが工作してる」と怒っとるそうです。

アカデミー賞のドキュメンタリー部門というのは、投票するためには全てのノミネート作品を観ていることが条件なのですが、その結果、5600人ほどの会員のうち投票資格をもつのは400人にも満たないとか。で、そういうハードコアのドキュメンタリーファンは、「〜コロンバイン」のような大衆受けする映画はお嫌いだろうということですね。

で、同じ部門に"Winged Migration" という退屈な(ポストのリチャード・ジョンソンの言葉)フランス映画を出しているソニーは、この規則を利用して、できるだけこの映画を会員に見せないことによって、「〜コロンバイン」の受賞を阻もうとしている、と。ムーアによると、彼の映画に投票したいと思っているのに、"Migration"を観る事ができないために投票できない、という人が非常に多いんだそうです。


どこまで信じていいのかわかりませんが、同じルールのある外国映画賞でも、同じような工作によって人気NO1だった「アメリ」が負けた(という噂がある)ことを思うと、あり得るかな、とも思います。

余計なことすんなや、ソニー