ケビンの朝のお散歩騒動

ケビン・スペイシーは『17日の朝4時半に、ロンドン市南部の公園を犬を連れて散歩中に暴漢に襲われ、携帯を奪われた。その際頭に怪我を負った』と警察に通報していたが、後に『襲われたのではなく、頭の傷は自分の犬に躓いて転んだときにできたもの』と届けを取り消していたことを自らBBCのラジオ放送で認めた。「詐欺にひっかかったんだよ。母に電話したいから携帯を貸してくれ、とかいう話でさ。彼のいう番号に僕がかけて、誰かがでたところで電話を渡したのさ。そのガキが電話をもったまま逃げ出したんで、後を追いかけたんだけど、犬に躓いて転び、頭を打ったんだ。血はドクドク流れるし、自分がこの世で一番のバカに思えた。そのまま警察に言って強盗にあった、と届けた。すぐに後を追いかけて捕まえてくれるかもと思ってね。警察の人は病院に連れていってくれて、とても親切だった。何時間か眠った後、暴行と窃盗では全く違うと思い直して警察に戻ったんだ。自分が古臭い詐欺にひっかかったことが恥ずかしいからって嘘をついてるのが嫌だったしね。警察の人とこの話を信じてしまった人には謝りたいよ。」朝の4時半に公園で何をしていたのかを聞かれると、彼はこう言った。「犬を公園で散歩させるのは普通だろ?なのに『一体朝の4時半に何をしてたんだ?』なんて聞かれるんだ。ワンちゃんがトイレに行きたがったんだよ!」
スペイシーは現在、芸術監督を務めるオールド・ヴィック劇場近くに住んでおり、事件があったGeraldine Mary Harmsworth 公園もすぐ近くだ。
オールド・ヴィックの柿落としのあいさつで、彼はこうおどけてみせた。「この何日間の無責任な噂にストップをかけたいと思います。…。つまり、僕がデビッド・ベッカムに『一万ポンド劇場に寄付してくれたら、何日間か彼をタブロイドの一面から消してやるよ』とオファーしたという噂です。誰か携帯を貸してくれたら、今すぐデビッドにメールするんですが。僕のはどこかでなくしてしまったんですよ」

ソースどこかわからなくなってしまいました。タブロイドではないイギリスの新聞です。ペテンにかかって携帯を盗られたってだけで、ベッカムを一面から追いやるほどの騒ぎ(ほんとにベッカムより大きい扱いだったのかは知らないけど)になるとは考えられないので、やはり「朝の4時」がポイントでしょうね。ソースのイギリス新聞では"grotty(汚い) park"とぼかして書いてありましたが、NY Daily Newsには「この公園はゲイが"クルージング"することで有名」とありました。ついでに、ケビンの愛犬はミニちゃんというそうです。ポメラニアンかなんかだったら嬉しかったんだけど、ジャックラッセルテリアだそうで、残念。CNNジャパンのこのニュースの記事はここ