ブルックvs.トムちん Part3(くらい?)

ブルック・シールズニューヨーク・タイムズに寄稿して、トム・クルーズに反撃。
彼女がこれを書いたのは、NBCのマット・ラウアーのトムちんインタビューを見て、自分のためだけではなく、同じ症状に苦しむ女性のためにも、もう黙っていられなくなったからだそうです。
このインタビューはすごいよ。必死で論理でトムに対抗しようとするマット・ラウアー(薬にしても精神分析にしても、乱用はもちろん良くないが、それが実際に効果がある人もいるでしょう?)に対し、ものすごい高所からアホの子を諭すように話すトムちん。
『マット、マット、マット・・・。君は精神医学の歴史について何も知っちゃいない。僕はは違う。マット、マット、マット、リタリンはストリートドラッグだって知ってるかい?マット、マット、マット、僕は今君に質問をしてるんだよ』
トムちんの物真似をするには、人の話をさえぎりつつ、名前を連呼しながら、射抜くような鋭い眼光で相手の顔を見ながら話すのがいいと思います。

ブルックの原稿の内容の抜粋:
「クルーズ氏はラウアー氏も私も精神医学の歴史について何も知らないといいましたが、私の想像では、クルーズ氏は産後鬱になった経験は一度もないと思われます」
「私も薬を飲みたくて飲んでいたわけではありません。服用を途中でやめてしまって、病気が再発し、娘をバックシートに乗せたまま、発作的に車を壁にぶつけようとしたこともあったくらいです」
「クルーズ氏の、薬を飲んだのは誤まりだった。ビタミン剤と運動で治すべきだったという発言は、彼の産後鬱と出産一般に対する完全な認識の欠如をあらわにしています。」
「彼の馬鹿げた暴言によって、この病気にもっと注目が集まることを祈っています」

かっこいいぞ、ブルック。

http://www.nytimes.com/2005/07/01/opinion/01shields.html?hp