中国の海賊版DVD

前にも書きましたが、中国では映画館で見られる洋画はそれほど多くなく、中国語に吹きかえられている場合も多いので、今映画はほとんどDVDで見ています。これらはほぼ100%海賊版です。「ほぼ」と書いたけど、正規版は一度も見たことありません。
このDVD、1枚150円ほどと安いのはいいのだけど、質はまちまち。DVDからコピーしたものはきれいなのですが、劇場で盗撮したものも多く、昔みたいに人の頭が映っているとか、笑い声が入っているということはあまりなくて、驚くほど良く撮れてはいるものの、やはり画質も音質も劣ります。パッケージを見て "Special Features"や"Deleted Scenes"などと書いてあるものを選ぶようにしてるのですが、それでも油断はできません。
Special Featuresなんちゃらかんちゃらと書いてあるのを確かめて買った『チャーリーとチョコレート工場』も、劇場で撮ったものでした。後でよく見たら"Audio Commentary by director Paul Anderson" とありました。監督がちゃうやんけ!
しかも、このDVD、全く別の映画の英語字幕が入ってました。なんの映画だかわからないけど、クロアチア語なんかでしゃべってます。

その後買った"The 40 Year-Old Virgin"。またしても劇場で撮影したもの、そして英語字幕は『チャーリー〜』のと全く同じものでした。
本物のDVDっぽく見せるために、適当に英語字幕をつける場合は、これを使うと決まっているのでしょうか。
 

『チャーリー〜』は音が悪すぎたので見てないのですが、"40 Year-Old Virgin"は見ました。「まあまあやね」と思いながら見ていたら、エンディングで腹がひきつるかと思うほどわろた。むちゃくちゃでんがな。