トムちん、昔ブルックに意地悪されたのか?

一体どうしたんだ、トムちん。
かつて彼のイメージは蟻の入る隙間もないほどに、鋼鉄の壁で完璧に守られていたのに、もう最近グジャグジャ。
そりゃ、以前だってインタビュアーに彼の都合の悪いことは聞かないという誓約書を書かせるとか、撮影現場ではエキストラは彼と目を合わせてはいけない、といった類の話はあった。でも、彼本人の口からは爽やかな紳士的な言葉しか発せられたことはなかったのに。人の悪口なんて決して言わなかったのに。

今回初めて知ったのですが、トムの映画デビューはブルック・シールズの「エンドレス・ラブ」。当時はブルックの方が大スターで、トムはちょい役でした。20年以上たった現在では、トムの方がブルックよりもずっとビッグになってはいるけれど、ブルックだって別に消えてしまったわけではなく、テレビでも成功したし、今はロンドンでミュージカル「シカゴ」のロキシー役が好評だそうです。
そんなブルックが最近書いた自伝に、娘を産んだあとに自殺も考えるほどの鬱状態になり、抗うつ剤を飲んでいたことが書いてあります。トムが信仰するサイエントロジーでは、精神の病を薬で治すことは悪ということになっているらしく、トムはアクセス・ハリウッドのインタビューで「こういった薬は危険だ。僕はこういう状態にある人を助けたことがある。ビタミン剤を飲めばいいんだよ」と彼女を批判。余計なお世話ですが、これだけならまだいい。問題はその後です。「ブルックのことは、いつも気にかけているんだ。大変な才能の持ち主だからね。だけど、今の彼女を見てどう思う?彼女のキャリアは一体どうなった?」

アチャー。

なんで攻撃されてもいない人のことを悪く言うかな。しかもブルックといえば、子役時代から大きくなるのを見守ってきた人も多く、他の子役出身者のようにドラッグや犯罪に走ったりすることもないし、性格が悪いという噂も聞かないので、好感度は高いと思われます。それに加えて、世の中のマタニティーブルーを経験したお母さん全員を敵にまわしちゃったよ。「人の心配する前に、あんたの"恋人"こそビタミン剤飲んだほうがいいんじゃないの!」↓と言われちゃうよ。

http://entertainment.msn.com/celebs/article.aspx?news=191835