トム・クルーズは、やはりおかしい

トムがゲストで出た回の『オプラ』をダウンロードできると掲示板で教えてもらいました。
http://www.tomcruisefan.com/media/videos.php
ここの一番上の"The Oprah Winfrey Show"のところです。zip形式で圧縮されています。


で、見た感想は。
あきれて開いた口がふさがらん

噂どおり、二人の関係が偽装だとしても、本当にケイトにメロメロなんだとしても、どっちにしてもイタイ、イタすぎるよ。いつまでも少年みたいな風貌だといっても、もう42歳なんだから、オチツケ。オプラがなんか聞くたびに、ソファに飛び乗ったり、床をパンチしたり、頭をのけぞらせて大声で笑ったり。それも、「初めて会ってから、どれくらいで彼女のことを好きになったの?」とかのしょーもない質問。それなのに、まるで「初めて会ってから、どれくらいでセックスした?」と聞かれたかのように、身もだえしてキャッキャと笑うトムちん。

スティーブン・スピルバーグの話が出たときに、オプラが「スティーブンとケイトが・・・」と言うと、「え?ケイト」としらじらしく聞き返す。「もう!(スピルバーグ夫人の)ケイト・キャプショーのことよ!恋してるときは、とにかく彼女の名前を口に出したいのね」「そうなんだ。彼女の名前を言いたいんだよ」 中学生ですか。


そして、この場の空気をさらに異様なものにしているのが、スタジオの観客です。どうやって集められたのかは知らないけど、100%トムの熱狂的なファンらしく、彼が何かひとこと言うたびに、「あぉぉぉぉ」とため息をついたり、拍手したり悲鳴をあげたり。何かに似ていると思ったら、テレビショッピングのインフォマーシャルにそっくりです。

「ほら、このステッパーは、消費したカロリーを表示してくれるんですよ」←全然たいしたこと言ってない
「うわぁ!ぱちぱちぱち」←サクラの観客

あるいは、みのもんたの言うことに、いちいち大げさな反応を示す『思いっきりテレビ』の観客と言ってもいい。たぶん。『思いっきりテレビ』ちゃんと見たことないけど。



それにしても、やっぱり全体的に嘘くさいなあ。トムは、自分がいかにケイトに惚れていて、今まで経験したことがないほどメロメロになっている、ということはしつこいくらいに言うんだけど、具体的な話は何一つしないんだもの。オプラが「それで、ふたりはどうやって出会ったの?あなたから電話したって本当?」という簡単な質問をすると、「そんな細かいこと聞くのかい?本当に聞きたい?」と言ったあと、1分くらい身もだえしたり、手で顔を覆って笑ったり、宙を睨んで考えたりしたあと、やっと"Well, we met"と一言。その後、また2分くらい身もだえしたり、笑ったりしたあと、やっと出てきた言葉が「彼女に会いたかったんだ。彼女の仕事を見て、彼女は素晴らしいと思ったから。僕は色んな人と会ってアドバイスしたり、助けたりということをよくしてるんだ。・・・。それで僕らは会った」となんだか、答えになってない答え。ちょっと後に「出会ってどれくらいで好きになったの?」と聞かれたときも、身もだえしたあげく、「宇宙戦争について話そうよ」なんて、話をそらそうとするし。


これがトム・クルーズ以外の人なら、例えばマシュー・マコノヘーだったりしたら、「恋ボケしてんのね」と思うかもしれないし、相手がアンジェリーナ・ジョリーだったりしたら、「さすがアンジー。あのトム・クルーズを狂わせた」と思うかもしれないけど、ケイティ・ホームズがあのトム・クルーズをここまでバカにさせるとはちょっと信じられないです。

あ、それから番組を見た人が掲示板で「トムはケイティのことをニックと呼んだ」と書いてましたが、確かに私の耳にもそう聞こえました。Part2の12分30秒くらいのところ。"I told her on the way, Nick, you never know what I'm gonna do"と言ってるように聞こえるんですが、違いますかね?




宇宙戦争』のポスターがサイエントロジーの教祖、L・ロン・ハバードの著書の表紙にそっくり!Defamerより