ケロヨンさんの本

「ぢごくみみ」の初期の読者なら覚えている人がいると思います。

ケロヨンさん。


数少ない"相互リンク(笑)"の相手だったんですが、ブログが本当に面白くてねえ。
最初はどうでもいいような軽い身の回りの話が多かったんですが、そのうち「作ってるんちゃうの、これ?」と思うほどの凄まじい不幸エピソードの数々が彼女を襲い・・・
でも、文章が軽くて面白いから内容はヘビーなのにゲラゲラ笑えるという不思議なブログでした。

で、そのケロヨンさんが本を出版しました。
『弁護士ですが、ニートです』
ぜひ買って読んでみてください。



弁護士ですが、ニートです。うつとのハイパースペシャルバトル

弁護士ですが、ニートです。うつとのハイパースペシャルバトル

オスカー感想

ベスト・モーメント

ドキュメンタリーショートの受賞スピーチ/おばはん版カニエ・ウェスト
動画はこちら↓
VH1.com | Full Episodes
杖で阻止するおかんは写ってないのが残念。女性がしゃべってる間の男性の表情は何度見ても面白い。


NPHニール・パトリック・ハリス)のオープニングナンバー
動画はこちら↓
VH1.com | Full Episodes
エミー賞トニー賞のときの方が良かったけど、NPHは何をやっても最高です。


ジョン・ヒューズ追悼

私自身がこの世代ってこともあって、もう涙涙だったんだけど、ステージ上の人たちとスクリーンのイメージを見比べて、別の意味で涙。
このときは出てなかったけど、去年亡くなった人のメモリアルのプレゼンターとして出たデミ・ムーアが同じ年代のはずなのに、ひとり全然年取ってないのがすごい。化け物だね。



ダメダメだったところ

最初がNPHのパフォーマンスだったし、プロデューサーは映画版「ヘアスプレー」の監督でSo You Think You Can Dance(アメリカン・ダンスアイドル)のジャッジのアダム・シャンクマンなんで、さぞかしゲイゲイしい楽しいショーになるだろうと思ったら、予算の関係か超地味。
作曲賞の紹介にダンスが使われたのはいいけど、歌曲賞の紹介はなし。
せっかく「ナイン」がノミネートされてるんだから、「シカゴ」のときのキャサリン・ゼタ・ジョーンズとクイーン・ラティーファのように派手にやってほしかった。

あと、モンタージュ好きの私としては、ジョン・ヒューズ追悼(これは良かった!)とホラー特集くらいしかモンタージュがなかったのが不満。

追悼コーナーでは、ファラ・フォーセットが入ってなかったのにもびっくりしたけど、パトリック・スウェィジのときにジェームズ・テイラーを引きで撮っていたためによく見えなかった。何も「ゴースト」で天国にのぼっていくところを出すほどベタな演出をしろとは言わないけど、"Ditto"って言うとことか聞きたかった。



衣装デザインで受賞したこいつ。なんて嫌な女なんでしょう。

「私これもうふたつも持ってるのよ」だと。あと「(歴史物ではない)低予算の現代劇の衣装をデザインしているデザイナーに捧げるわ。でもあげないわよ」とかなんとか言ってた。ジョークのつもりなんだろうけど、嫌味にしか聞こえん!


最後にふたりのホスト。
ネットでちょっと読んだ限りでは、結構評判よかったようでびっくりなんですが、私は全然面白いと思わなかったなあ。
ティーブ・マーティンひとりでやった方が絶対良かったと思う。普段からコンビ組んでやってるならともかく、ジョークなんて間が命なんだから。
あと、アレック・ボールドウィンがサラ・ジェシカ・パーカーに対して馬のジョークを言ったような気がしたんですが、考えすぎですか?
(スティーブが "clothes whores"と言ったのに対して"Clothes horses"と言った。馬にかけてるんじゃなければ、意味がわからん。誰か教えてください)


ほかにもいっぱいあったような気がするけど、今日はこんくらいにしといたるわ!

オスカー見どころ

今から夜の再放送があるので、ネタバレはしません。後で感想を書く(かも)です。

見逃してはいけないのは:

☆オープニングナンバー(by ひみつの人)
☆ジョン・ヒューズ追悼
☆ショート・ドキュメンタリー受賞プロデューサーによるマイク奪いあい


三つ目のは私もちゃんとTVを見てなくて(ショートドキュメンタリーなんて別に興味ないし)、後で知ったんですが、グラミー賞カニエ・ウェストがテイラー・スウィフトのマイクを奪ったのと同じくらい妙な光景だったようです。

受賞したのは"Music by Prudence"という作品で、左の男性はプロデューサー兼監督、女性はプロデューサー。
ふたりは映画の方向性だか権利だかを巡って争っていて、口も利かない状態だったそうで、スピーチできるのはひとりだけと決められていたにも関わらず、誰がしゃべるかは決まってなかったそうで。

女性の言い分は、「彼が私を無視するから、スピーチに関して打ち合わせができなかった。受賞者が読み上げられた瞬間、彼がステージに駆け上がり、彼のお母さんが杖で私をブロックしたから、私は上にあがるのが遅れた」

男性の言い分は「スピーチできるのはひとり。私が監督で彼女は1年前に映画とは無関係になっている。ただ、アカデミーのリストにはなぜかプロデューサーとして名前が載っていた。誰がスピーチするかはアカデミーが決めたことだ。映画の権利は私にある。母親?私をハグしようと立ち上がっただけだ。彼女は87歳ですよ!」


どっちが嘘を言ってるのか、実際に映像で見て確かめてみましょう。
http://www.salon.com/entertainment/movies/2010/03/07/music_by_prudence_burkett

Twitter

1年2ヶ月ぶりにこんにちは。
生きてます。まだ上海に住んでます。

遅ればせながらTwitter始めました。ちょっと前からやりたかったんですが、中国からはアクセス規制されてて繋がらなくて。
このたび、優しい友人達に抜け道を教えてもらったので、やっとアカウント作りましたよ。

http://twitter.com/jigokumimi

もう長い文章を書く気力がなくなってるので、今後はつぶやきメインで行くと思います。気が向けばここにも何か書くかもしれませんが。

まだほとんどツィート(っていうの?)してませんが、手始めに(日本時間)月曜日のアカデミー賞では、感想を垂れ流してみようかな、と。
よろしく!

Dude playing a dude disguised as another dude

アカデミー賞のノミニーが発表されましたね。
ノミネートされた作品ほとんど見てないんで、特に感想とかはまだないんですが。
ヒース・レジャーはほぼ決まりかね。ロバート・ダウニーJrにとってほしいが。
Dreamworksがうったキャンペーンは、"Choose the dude playing a dude disguised as another dude"というコピーで、ロバート・ダウニーJrでなく、彼がトロピック・サンダーで演じたKirk Lazarusに一票をお願いする、という形だったんですが、ということはRDJは"dude playing a dude playing a dude disguised as another dude"ということになるわけで。

まあでも彼はこれから何回も受賞するチャンスはあるだろうから、今回ヒースかな。

Damages

先々週、台湾レストランで食べたしじみの醤油漬けでノロウイルス(たぶん)にやられ、2日間寝込んでたんですが、ほかに何もできないので、お友達のうんこちゃん超おすすめの"Damages"を一気見しました。

いやー、面白い!グレン・クロースがいい人なのか悪い人なのかわからないスーパー弁護士を演じてて、いまさら言うことでもないけど、うまいなあ、やっぱり。
シーズンの終わり方も、一応メインのお話には区切りはついたけど、大きい謎は残ったまま、というのがいいね。

これがDVDカバー。


「危険な情事」「白と黒のナイフ」も同じようなデザインなのね。
まあ、一時は「氷の微笑」とか、サイコスリラーは猫も杓子もこんなんだったけど。
でもグレン・クロースはその後星の数ほど映画やドラマに出てるけど、いまだにこのイメージなのか。

80年代アイドル

最近更新するたびに書いてる気がしますが、ご無沙汰してます。

ここんとこ、映画はあまり見てなくて、TVドラマばかり見てるんですが、懐かしい昔のアイドルたちが出てくるので嬉しいんですよ。


こないだはアグリー・ベティを見てたら(今アメリカで放映中の第3シーズンね)、なんかとっても見覚えある人が出てました。おなつかしや、ラルフ・マッチオじゃないですか。
Entourageにもゲスト出演してたから、今こんなんなってるってのは知ってたけど、老けたねえ。
でも、意外ととっちゃん坊やみたいではなく、素敵なおじさんになってると思います。
どんな設定で出てくるかは書かないけど、今後結構重要な役になってくる感じよ。楽しみです。



もうひとりはアンドリュー・マッカーシー。こちらはSex & The Cityの作者が書いたLipstick Jungleという、SATCの主人公の職業を替えただけ、みたいなドラマにブルック・シールズなんかと出てます。残念ながら今シーズンで打ち切りが決まったようですが。
アンドリューの役はSATCのビッグをさらに金持ちにしたような大富豪。クリス・ノスと違ってあんまり大富豪に見えないけどね。
全体にすごく皺っぽいけど、昔女の子を熱狂させた「射るような眼差し」は健在。



ジェームズ・スペイダーは昔から途切れなく活躍はしてたけど、変貌振りがすごいので、ついでに。


それぞれ
マッチオ 1961年
マッカーシー 1962年
スペイダー 1960年 生まれ。


スペイダーはもう痩せる気ないのかね?